香水に関するエピソード
●オードリー・ヘップバーン
1953年に公開された『ローマの休日』で一躍人気女優となり、現在でも多くの女性の憧れとして愛され続けているオードリー・ヘップバーン。
1954年の『麗しのサブリナ』で、ユベール・ド・ジバンシーが彼女の衣装デザインを担当したことがきっかけで、ジバンシーがオードリーのための香水「ランティルディ」を作りました。「ランティルディ」という名前は、この香りをとても気に入ったオードリーが「他の人に売らないで」と言ったことから、「禁止」を意味するフランス語ランティルディ(L'interdit)と名づけられました。オードリーは生涯、この香水を愛したと言われています。
スポンサードリンク
●マリリン・モンロー
1950年代中盤から、アメリカのセックスシンボルとして有名なマリリン・モンロー。
彼女の香水にまつわるエピソードで、記者会見のとき「寝るときには何を着ているのか?」という記者からの質問に対して、「シャネルの5番」と答えたことは有名です。
香水をつけることを英語で「着る(wear)」と表現することから、服と香水をかけたおしゃれなセリフです。
●映画と香水
ワーキングガール(1988年)
キャサリン(シガーニー・ウィーバー)がジャック(ハリソン・フォード)を待つシーンで、セクシーな装いをしたキャサリンが秘書に「シャリマーを取って」というセリフがあります。
シャリマーはゲランが発売したオリエンタル・ノートの名香です。シャリマーとはサンスクリット語で「愛の殿堂」という意味があり、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった愛妻ムムタージ・マハルに捧げたタージ・マハルの庭園の名前です。ジャック・ゲランが、その愛の深さをイメージして作られたと言われています。
スポンサードリンク
風と共に去りぬ(1939年)
スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)がレッド・バトラー(クラーク・ゲーブル)に会う夜、お酒を飲んでいたことを隠そうとして、スカーレットがコロンでうがいをするシーンがあります。このコロンが実在しているものかどうかは不明ですが、思わず試してみたくなった人もいるのではないでしょうか。
羊たちの沈黙(1991年)
クラリス(ジョディ・フォスター)が、刑務所にいるレクター博士(アンソニー・ホプキンス)に会いにいったシーンで、レクター博士がクラリスのつけている香水を、ニナリッチの「レールデュタン」と言い当てます。
レールデュタンは世界中でロングセラーを続けるフローラルノートの名香で、映画の中からクラリスの甘く優雅な香りが想像できます。
●小説の中の香水
三島由紀夫の『美徳のよろめき』の中に、ヒロイン節子が愛用している香水としてジャン・パトゥの「ジョイ」が登場します。
『絹の焦茶のスリップを着る。そのスリップのへりは、沈んだうすい冬空のような青で染めたレエスでふち取ってある。その上から薄茶のシース・ドレスを着る。常用の香水、ジャン・パトゥのジョイをつける。』
バラとジャスミンを贅沢に使ったジョイの香りが、ヒロインの優雅なイメージを想像させます。
スポンサードリンク
サイト内関連記事
- 香水のつけ方
- 香水は1ヵ所にまとめてつけると匂いがきつくなります。少しずつバランスよくつけるよ......
- 香水の保存方法
- 香水の寿命は口を開けていなければ数年、口を開けたものならば1年以内に使いきるのが......
- 香水のマナー
- 香水をつける場合、つけてもいい場所や不適切な場所があり、香りの種類によっても場所......
- 香りの系統
- さまざまな香りを調合することでいろいろなタイプの香水が生まれます。用いられる原材......
- 香水の濃度
- 香水は濃度によって香りの持続時間が異なり、大きく分けて4種類に分類されます。しか......
- 香水の原料
- 香水の原料となる香料は数千もの種類があり、その組み合わせで数限りない香りが生み出......
- 香水の歴史
- ◆香りの始まり◆ 古代の人々は宗教的な儀式やお祭りなどで香りの良い草木を焚いてい......
- 香水と歴史上の人物
- ◆クレオパトラ◆ エジプト最後の女王で、絶世の美女として知られているクレオパトラ......
- 日本の香りの始まり
- ◆香りの始まり◆ 仏教の儀礼に香気で浄化作用を行う「焼香」が使用されたことから、......
- 香りに関する用語解説
- 【ア行】 ≫アニマルノート(Animal Note) ムスク、シベット、アンバー......
関連ニュース
