香りの系統
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さまざまな香りを調合することでいろいろなタイプの香水が生まれます。用いられる原材料や量によって香りの種類も、花の香りを中心としたさわやなタイプや、
動物の香りが強い深みのあるタイプなど、香りの系統が決まってきます。
大きく分けると
・フローラル系 ・シトラス系 ・シプレー系 ・オリエンタル系 ・ウッディ系などに分類できます。
また、香料の素材によって発揮度が異なります。そのため、時間と共に香りは変化してきます。シトラス系は匂い立ちは早く揮発性が高いので早く香りが消えます。動物性や樹木などは匂い立ちは遅くけれども長く残ります。
・トップノート : つけて10分くらいまでの香りです。香りの第一印象になります。
・ミドルノート : つけて3〜4時間くらいまでの香りです。香りの中心となります。
・ラストノート : 半日以上続く香りです。香水の残香として余韻を残します。
■フローラル
花から抽出された香りを中心としたタイプで、柔らかで甘い香りのものが多く、比較的使いやすいタイプです。フローラルの中でも「シングルフローラル」と「フローラルブーケ」タイプがあります。
シングルフローラルは一種類の花の香りを中心としたものです。
スズランの香りを中心とした「ミユゲドボア(コティー)」など。
「フローラブーケ」タイプは何種類もの花の香りを表現したものです。
「ディオリッシモ(ディオール)」「レール デュ タン(ニナ リッチ)」など。
■シトラス
柑橘系のレモン、オレンジ、ベルガモットなどの甘酸っぱい爽やかな香りです。柑橘類は香りの揮発が早く持続時間が短いため、軽く香らせたいときや気分転換などにたっぷりと使用できます。
「オリジナル オーデコロン(4711)」「インペリアル オーデコロン(ゲラン)」など。
■シプレー
樫の木の苔(オークモス)をベースにして、ベルガモット、動物性香料などをを使用した大人の女性をイメージする深みのある香りです。1917年コティーが発表した「シプレー」をモデルにして作られました。
「ミツコ(ゲラン)」「ミスディオール(ディオール)」など。
■オリエンタル
西洋の人々がアジアをイメージしたエキゾチックな香りです。動物性香料のアンバーやムスクに、白檀、パリユリなどウッディな香りを中心とした深みのあるセクシーな香りです。
「タブー(ダナ)」「ココ(シャネル)」「シャリマー(ゲラン)」など。
■ウッディ
香木を中心とした白檀、シダーウッド、パチュリ、ペチパーなど、緑の木々をイメージした渋みのあるで落ち着いた香りです。ウッディ素材は女性フレグランスでは他の香りの脇役的に使用されることが多く、ウッディが中心となるものは男性フレグランスに多くなります。
「サムサラ(ゲラン)」「ファーレンハイト(ディオール)」など。
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